当たる占いとは?
占い師や占術が違えば、占い結果も異なる?
占いに使う占術といえば、メジャーなものだけでも占星術や九星気学や四柱推命、タロットや易、手相に人相と色々と種類があります。さらに、それぞれの占術は多くの流派に分かれていますので、占い師が違えば占術も違って、占い結果が異なることも日常的にあります。
【当たる占い解説図】
出生日時から占う占星術でも四柱推命でも、タロットでも易でも、手相でも人相でも、同じ名称の占術で占っても、流派が違えば結果が異なることが多々ある、というより普通にあります。それは、同じ占術でも流派ごとに理論がバラバラで体系化されていないことが原因です。
このような現実とは裏腹に、占い関連のサイトと開くと「当たる占い」や「よく当たる占い」といった言葉が氾濫しています。また、実名を挙げて「当たる占い師」や「よく当たる占い師」、「当たる占い店」が続々と表示されます。
占い結果が異なっても、世の中は「当たる占い」だらけ!?
「当たる占い」で検索すると、約1610万件(Google:以下同じ)ものヒットがあります。ところが、「よく当たる占い」の結果は約128万件と激減します。さらに面白いことに「よく当たる 占い師」の結果は約260万件で、「よく当たる占い」約128万件から倍増します。
実際には、「当たる占い」約1610万件や「よく当たる占い師」約260万件といった数字とは裏腹に、なぜ当たるのかという根拠が明確に示されているサイトがないのです。占いが「当たる」根拠として、統計学という言葉が多く使われていますが、明確な根拠とはいえません。
占いは統計学?
統計学ではなく経験則です
「占いは統計学だから当たる」という意見が一般化していますが、残念ながら統計学から生まれた占いはありません。また、既存の占いに、統計学的なデータを蓄積し、実証したものも存在しないのです。でも、「占いは統計学」というのが真っ赤な嘘でもないのです。
好意的に解釈すると、実際に占いをする中で積み重ねた経験則を統計学と勘違いしている占い師もいます。これとは違って、「占いは統計学」というフレーズをワザと持ち出すことで、相談者に信じ込ませようとする偽者の占い師も少なくないのも現状です。
占いは統計学……という言葉のからくり
「占いは統計学」というフレーズの裏には、「例外もある」という逃げ道が隠されているのです。「占いという統計学では概ねコレコレの結果ですが、あなたの場合は例外です」といった弁解や言い訳、逃げ口上を用意することもできるのですね。
占いが「当たるも八卦、当たらぬも八卦」とも言われるように、不確かなものを統計学という言葉で片付けてしまうことには違和感があります。また、経験則を頼りにした占いにも満足はできません。そこで求められるのが、もっと精度の高い占術理論に基づいた占いなのです。
本当に当たる占い、本物の占いとは?
正しい理論を持つ占術を組み合わせ、複合的に判断できるのが本物の占い
上記の「当たる占い解説図」でも説明しているように、占いに使う占術は、命(めい)・卜(ぼく)・相(そう)という3つのジャンルに分かれます。3つのジャンルには、それぞれに正しい理論を持つ占術が存在します。
正しい理論を持つ占術とは、命・卜・相という3つジャンルで、相互に関連性と互換性、整合性を持っています。たとえば、命に属する四柱推命の結果と相に属する手相の結果に共通点があるのです。さらに卜に属するタロットとの間にも共通点がある、というものです。
命・卜・相という3つジャンルに相関性や互換性、整合性があるということは、それぞれの占術で占った結果を相互にチェックしあい、検証しあうこともできるのです。方程式の座標を求める場合に、3次元的に組み合わせるほうが正確な解が得られるのと同じだと考えるのです。
正しい占術理論に基づく本物の占いへのアプローチ
このように文章で説明するのは簡単ですが、正しい理論を持つ占術、正しい占術理論に基づく本物の占いを見つけるのは、とても困難なことなのです。何百種類もある占術を組み合わせて検証するとなると、気の遠くなるような時間と労力と根気を要します。
私どもの場合は、命・卜・相という占いジャンルに、陰陽五行理論というフィルターを加えることによってアプローチしました。そして、相関性と整合性、互換性を持つ占術を見つけ出し、これまでにない占いスタイルを構築し、本物の占いを実証することに成功しました。
では、命・卜・相を組み合わせた複合的な占いが、具体的にどのようなものなのかは、店頭で実体験して頂くのが一番です。しかし、慎重な方のために、当店の占いスタイルを、もう少し具体的に取り上げています。詳しくは、[占術について]のページをご覧下さい。